<h2 id="he8d4e7dd59">前提として</h2><p>エンボディチェアを購入する前は所謂ゲーミングチェアの代表格である「DX RACER」のチェアを使用していました。<br>約 4 年ほど使用しておりましたが写真の通り座面がボロボロになったり、特徴的なバケットシートの様なサイドの迫り上がりが姿勢を固定されてしまう様に感じて、新しいチェアを探し始めました。<br><br>私の地域では大塚家具 本社ショールームにお邪魔できる環境だったので、実際にエンボディチェア(ロジクールコラボでは無いオリジナル)を体験する事が出来ました。<br>Youtube や私の様なレビュー記事だけの情報を鵜呑みにせずに実際に体験出来る環境にお住まいの方はご自身で吟味された方が絶対にオススメです。</p><h2 id="hcef2f884ec">良かった点</h2><p><span style="color:#e5c07b">-</span>   長時間座っても身体が全く痛くならない<br><span style="color:#e5c07b">-</span>   座面が拡張出来るのであぐらが掛けれる<br><span style="color:#e5c07b">-</span>   チェア自体の重量<br><span style="color:#e5c07b">-</span>   デザイン性<br><br>エンボディチェアを 1 年以上使用している事を振り返ってみると、まず最初に感じたのは長時間使用をしても全く身体への負担を感じない点でした。<br>以前まで使用していた DX RACER チェアだと体感で 4 時間から 6,7 時間程度座っているとまず腰にダメージを負っていた事を思い出しました。<br>私はエンボディチェアで仕事・ゲーム・ネットサーフィン等の長時間使用で平気で 10 数時間以上は座りっぱなしの事が多々あるのですが、それでもエンボディチェアだと身体への負担は感じませんでした。<br>ハーマンミラー的には絶対的に勧めている使い方では無いのですが、座面がフラットで広く出来る調整機能とアームレストを内側・外側に調整出来るのであぐらも平気で掛けれるのでそういった様々な座り方も相まって長時間座れると個人的には解釈しています。<br><br>チェア自体の重量も運搬時にはデメリットと感じますが、チェアなんてそうそう他の場所に移動なんてしないかと思いますので良かった点にまとめましたが、重量があることによってチェア腰下の安定感が素晴らしいです。<br>普段の使用時は微動だにしませんが、チェアを動かそうとすれば動くのでストレスが全くありません。重量バランスの設計が流石だなと感じる点でした。<br><br>長時間使用でも身体への負担を感じさせない時点で既に素晴らしいチェアだと感じますが、やっぱりデザインが最高というのが正直私の決め手でもありました。<br>ハーマンミラーを所有してみたいというブランド力と、エンボディチェアのデザイン性が魅力的でした。</p><h2 id="hab50326e46">マイナス・イマイチだった点</h2><p><span style="color:#e5c07b">-</span>   座面より上部の剛性がいまいち<br><span style="color:#e5c07b">-</span>   座面の汚れ<br><span style="color:#e5c07b">-</span>   微調整機能が微妙<br><span style="color:#e5c07b">-</span>   価格が高すぎる<br><br>これだけ魅力的なエンボディチェアですが、やはりネックなのは金額の高さです。<br>執筆時現在だと円安の影響を受け、¥242,000 というびっくり金額です…。<br>この金額だと、ここはこういう風にして欲しかったな、という部分が正直ありました。<br><br>座面上部の剛性ですが、エンボディチェアの特徴的な部分である背面の骨格辺りよりギシギシという音が発生します。<br>おそらく背面ファブリックが擦れている様な印象ですが、これだけの金額を払ってる身としてはうーん。といったのが正直な感想です。<br><br>エンボディチェアには様々な微調整機能が用意されているのですが、リクライニングの強弱機能が正直微妙に感じました。<br>右側にリクライニングの強弱調整・背面骨格の絞り込み調整・座面の上げ下げ。<br>左側にはリクライニングの段階調整(3 段階まで)。<br>座面の拡張機能。<br>それとアームレストの上げ下げに加え内側・外側の調整となります。<br><br>リクライニングの強弱調整ですが弱めに設定した上で左側のリクライニングの段階調整を無し(固定状態)にすると座面の遊びが起きてしまいます。<br>恐らく構造上致し方ない部分だと思いますが、リクライニング効果を固定にした際には遊びが無い状態にして欲しかったです。<br>逆に強めに設定すると今度はリクライニングの段階調整をしてもバネが硬すぎてしまってリクライニングが出来ない状態になります。<br>それと背面骨格の調整も同様ですが、ノブを回す回転数が非常に多いので一度調整すると手間に感じて再調整するのが億劫になってしまう様に感じました。<br><br>アームレストの調整は特段困ったことでは無い箇所ですがチェアとデスクの距離次第で、お互いをピッタリとくっつけた時に前後調整があるとアームレストが干渉しづらくなるので正直欲しい機能だったと感じます。<br>私の使い方ではデスクとの距離が空いてしまうのが嫌なのでアームレストがデスクと当たってしまい、アームレスト機能が完全に死んでしまっている状態です。<br><br>私はこれだけの微調整機能があれば、その時々の使用用途(仕事に向き合う・映画を見る等のリラックスした状態…)に合わせて微調整が出来るチェアだと勝手に感じていて購入をしていましたので、これでは一つの設定をしただけになってしまいます。<br>大塚家具に訪問した際にスタッフさんにアドバイスを頂いたのですが、自然な姿勢で目線を上げた程度でリクライニングをし始める程度の調整で背中を預けられる様な調整がベストとのことでしたので、エンボディチェアのコンセプト的にはベストな設定で使用続けるという事なんでしょうね。<br><br>座面の汚れは、いくら金額が高くても物であればいつかは壊れる・汚れるなんて当たり前ですが、ファブリック素材・色も相まって汚れが目立ちます。<br>汚れに神経質な方はご注意下さい。</p><h2 id="ha214098e44">まとめ</h2><p>買って超大満足…とまでは行きませんが、概ね満足はしています。<br>ハーマンミラーのチェアは保証が長く用意されているので、恐らく長い間はエンボディチェアを使用し続けるかと思います。<br>保証に関して、私はまだお願いしていないので今回のレビュー内容には特筆しませんでしたが、安心できる点です。<br><br>執筆時現在、円安の影響で更に金額が高くなってしまっているので、チェアにこの金額を出す事に許容出来る方はオススメしますが、無理して購入を考えている方は絶対的にオススメしません。<br>実際に購入した訳でもないので勝手な事は言えませんが、これから購入を考えている人には 10 万弱辺りのチェア(SteelCase やイトーキ)を中心にリストアップされた方が良いと考えています。<br><br>1 年以上も使っていると、どんなにかっこよいデザインでも真新しさが薄れてきますので、何年も使っていると割とどうでも良くなって来るんだろうなと感じています。<br>浮いた金額でデスク環境をアップグレードした方が恐らく賢いかと思います。<br></p>

ハーマンミラー × ロジクール G エンボディチェアを購入から 1 年以上経った長期使用レビュー

<h2 id="hd8cda5427f">X-PAK(クロスパック)</h2><blockquote>2017 年に発売されたオリジナルの X-PAK PRO をアップデートした最新モデル。<br>X-PAK（クロスパック）は、現代のアクティブなライフスタイルのためにデザインされた、多目的で多機能なデイリーギアです。 クラシックなメッセンジャーバッグやウエストバッグに驚くべき機能性、最高品質の素材、部品、クラフトマンシップを加え、現代のアクティブなライフスタイルに合わせて再構築した多目的かつ多機能なバッグです。<br>13 インチのノートパソコンを始め、内外部からストラップ部分に至るまで複数のポケットを備えており、最高品質の素材と職人技を組み合わせ、デザイン性と機能性の両方を追求した、独自の垂直統合型ロールトップデザインを採用しています。 デザインと機能がもたらす真のバランスと純度を備えた唯一無二のバッグが X-PAK です。(CODE OF BELL 公式HPより引用)</blockquote><p><br>最近のバックパック等に使われている生地が X-PAC(エックスパック)なので混在しそうですが、X-PAK(クロスパック)です。<br> 一言で言うと X-PAK は非常に多機能なユーザーに合わせた使い方が出来てしまうそんなスリングバッグです。</p><h2 id="he7a56a887a">全体像</h2><p>一見すると全体的にごちゃついている様に見えてしまいますが、前述でお伝えした通り X-PAK は非常に多機能なスリングバッグです。<br> 大小問わずの収納箇所で言うと実に<strong>18 箇所</strong>もあります。 <br>実際には全ての収納箇所を使うのは難しいのですがユーザーに合わせて細かくカテゴライズ出来るのが X-PAK の最大の特徴と感じます。<br>容量は 11L~23L で、最前面コンパートメントをガバっと開くと容量を稼ぐ事が出来ます。<br> 外出先や旅先で荷物が増減しても柔軟に対応出来るのは素晴らしいです。<br>前面の素材は X-PAC(エックスパック)、バッグ全体はコーデュラナイロンを使用しています。 <br>裏地全てにレスキューオレンジの様な視認性抜群なカラーリングとなっています。 <br>最初は裏地がオレンジになっているのはトレンドなのかな？と思っていましたが実際に使用してみて物がすぐに確認出来るようになっていてきちんと意味があってのカラーリングなんだと感じました。<br> スリング自体は分厚く肩に負荷がかかりづらく、フィドロックを採用しているのでスリングの着脱が非常に簡単でバッグを下ろしたり着けたりの作業が億劫にならない印象です。<br> 背面パッドもかなり分厚く柔らかい上質なパッドを使用しています。 <br>中央に大きなスリットが用意されてはいますが夏場の使用は少し暑く感じるかもしれません。<br>因みに 3WAY にも対応していて斜め掛け / ワンショルダー / ブリーフ持ちといった必要なシーンに合わせた持ち方が可能です。<br>価格は ¥37,400(税込) 非常に魅力的でロマン溢れるバッグですが、価格もそれだけにロマン溢れる金額になっています。</p><h2 id="he7e7a238d6">外部の収納 / 機能</h2><h3 id="hf330107b3c">3 隅のポケット</h3><p>正面外側から見た時に左上、右上、右下に小さなポケットが用意されています。<br>サイズは標準的な大きさのスマートフォンであれば、ギリギリ入る程度なのでちょっとした小物のみに限ります。<br>左上のみ内部にはマグネットで着脱式のストラップが付属していますので、左上は必然的にカギ類を入れるようになります。</p><h3 id="h12bc05523f">ドリンクホルダー</h3><p>ゴム圧とバックルで調整出来るドリンクホルダー。<br>深さも十分でペットボトルは勿論、割と大きめのボトルも入れられます。 新型 X-PAK で改良された箇所の一つで、細かい箇所のメーカー側の惜しみない努力を感じます。</p><h3 id="hd0bd1300a2">収納以外の機能</h3><p>X-PAK には収納以外にも拡張可能な装備が至る所に用意されています。<br>片側側面にはハンドルが付属していて主にブリーフ持ちの時に使用しますが、このハンドルも外せるようになっています。<br>所謂ウェビングなるものがバッグ側面に張り巡らされているのでお好きな場所にハンドルを付け替えるようになっています。<br>後述するアクセサリーでハンドルを増やすことも出来ますし、X-PAK は収納以外の機能も充実していると言えます。<br>私はウェビングに無印良品で購入したトラベルバックハンガーを取り付けています。</p><h2 id="h9e00eaaf30">内部の収納</h2><h3 id="hf1033b8191">最前面コンパートメント</h3><p>X-PAC 素材部分全体が窄んでいますが、バックルを外し止水ジッパーを開けると使えるようになる収納部分。<br>荷物が少ない時は小さく、多い時は大きくという仕組みは個人的に X-PAK の顔になっている様に感じています。<br>好きな人にはたまらない部分なんじゃないでしょうか。<br>外側には正面から見て左側にサイズは幅 10cm・深さ 20cm 程度のポケットが用意されています。<br>小さめの二つ折り財布やスマートフォン等の小物を入れるには丁度よいサイズ感です。<br>内部にはメッシュポケットが用意されていて小物も収納出来るようになっています。<br>私は普段外しているスリングの補助バックルを取り敢えず閉まっています。<br>(容量的には恐らくこのコンパートメントが所謂メインだと思うのですが、個人的にここに収納する物はサッと取れる物というより普段使わないような物を入れると思いますので、メインとは表記しませんでした)</p><h3 id="h2c3ce88f3e">メインコンパートメント</h3><p>バッグ中央部に位置する収納スペースです。<br>ここには PC 用スリーブ(パッド付) / 小分けされたポケット(4 つ) / メッシュポケット(2 つ) / メインスペースの 4 つに分かれています。<br>私が購入の一番の決め手になったのは PC 用スリーブでメーカー的には最大 13 インチまで収納可能との事で一度 X-PAK の購入を見送っていましたが、<a href="https://codeofbell.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式HP(日本)</a>より 14 インチが収納可能かお問い合わせをした所、2010 年の MacBookPro15 インチなら不格好ですがギリギリ入るとの事で、恐らく 14 インチなら丁度良いと思い購入しました。<br> またその際に私がお問い合わせした内容をご丁寧に<a href="https://codeofbell.jp/blogs/news/limit-of-the-pc-size" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式HP(日本)ブログ</a>に記事を作成頂きました。<br> ご担当して下さったスタッフさん、本当にありがとうございました。 <br>(<a href="https://codeofbell.jp/blogs/news/limit-of-the-pc-size" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式HP(日本)ブログ</a>に書いてあるようにメーカー的には 13 インチ以上の PC は後述するアクセサリーの ANNEX LAPTOP CASE を使用することを推奨・メインコンパートメント内の PC 用スリーブには 13 インチ以上の PC を収納するのは推奨をしていないので、あくまで自己責任でお願いするとの事でした。)<br>メインスペースは割と大きくマチを取っているので、一般的なガジェットポーチであれば余裕でスッポリ入ります。<br>個人的に普段使いのガジェット持ち運び程度ならメインコンパートメントだけで十分に足りるように感じます。</p><h3 id="h381d8791d1">背面コンパートメント</h3><p>背面パッドの裏にも両サイド互いに段違いとなっている収納スペースがあります。<br> 所謂 PC スリーブの様な物ですが、14 インチの PC は残念ながら収納出来ません。<br> iPadPro12.9 インチや MacBookAir の様な 13 インチまでなら収納可能のようです。<br>個人的には背負っている時にバッグを前にスライドすれば一番アクセスがしやすい収納スペースなので財布等の貴重品を入れて使用しています。</p><h2 id="h5faec3fe40">別売りアクセサリー</h2><p>X-PAK には前述している通りウェビングが用意されていて、CODE OF BELL が販売している別売りアクセサリーが着けられます。<br> 全てのアクセサリーは<a href="https://codeofbell.jp/collections/accessories" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式HP(日本)-アクセサリー</a>で確認して貰いたいですが、お世辞にも豊富なアクセサリー…とはいかずメインとなるアクセサリーは 2 種類だと思います。<br>因みに 2 種類とも執筆時現在では輸送の遅延で日本では売り切れとなっています。 <br>私は後述する BACKPACK HARNESS KIT は入荷次第購入をしますが、どちらも手に入れていないのでご紹介程度に留めていきます。</p><h3 id="hd9a2ac0b89">ANNEX LAPTOP CASE</h3><p>X-PAK で 16 インチまで収納出来るアクセサリー。 PC スリーブとして単体でも使用できるようです。<br>価格は ¥13,200(税込)<br>後述する BACKPACK HARNESS KIT とも併用可能です。 重量の関係でこれだけの装備をスリングで支えきるのは負担が大きすぎる為、併用を推奨しているようです。<br>ノーマル X-PAKを使っている身からすると確かにスリングだけでは肩に掛かる負担が大きいと感じました。<br>ただ、16 インチユーザーはどちらのアクセサリーも購入しないと満足に使えない…となると総額もとんでもないですし、バッグ自体の重量も中々の物になってしまうので素直に他のバッグの購入をした方が幸せなんじゃないかと正直感じました。</p><h3 id="h65b0922384">BACKPACK HARNESS KIT</h3><p>X-PAK をスリングバッグからバックパック化出来るアクセサリー。 <br>更には持ち手に小さなポケット(130mm x 110mm)が用意されていて、<a href="https://codeofbell.jp/collections/accessories/products/backpack-harness-kit" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式HP(日本)</a>の写真を見る限りコンデジ程度のサイズなら収納出来るようで、アクセスがしやすい箇所に収納が増えるのは嬉しいですね。<br>価格は ¥9,900(税込)</p><h2 id="he45d2a2e99">X-PAK のイマイチなポイント</h2><p>ここまで X-PAK の良さを伝える為にマイナスな事は伝えていませんでしたが、実際に使用してみてイマイチだなーと感じてしまったポイントを伝えていきます。</p><h3 id="h9bf458c589">多機能・多収納、故の悩み</h3><p>多機能・多収納が特徴で、細かくカテゴライズやカスタマイズが出来ますがそれ故にいざ使うとなった時にあれ？どこに入れたっけ？という状態に陥りがちでした。<br> 購入から日が浅いので慣れていないというのもありますが、慣れるまで扱いづらいと感じ続けるかと思います。<br>また、全ての収納箇所を使いきれずに X-PAK のパフォーマンスを最大限使えていないとも感じました。<br> 必ずしも全ての収納を使い切る必要があるのか？という意見もありますが多収納が故に最大パフォーマンスを使え切れないというのは素直にもったいないと感じました。</p><h3 id="h3e50fb32eb">アクセスのしづらさ</h3><p>メインコンパートメントから物を取り出す時には最前面コンパートメントのバックルを外してからメインコンパートメントのジッパーを開いて物を取り出す。<br> 最前面コンパートメントから物を取り出すにはコンプレッションストラップを取り外してから物を取り出す。 <br>物を取り出すのがワンアクションでアクセスが出来ないので、バッグを背負っている状態だとスマートに取り出せないと感じました。<br>但し、財布、スマートフォン、イヤホン等の小物であれば至る所に用意されているので工夫次第では何とかなるのかもしれません。</p><h3 id="h83f0055811">コストパフォーマンス</h3><p>本体価格だけで¥37,400(税込)で更にはアクセサリー購入で総額¥60,000弱と手を出しづらい金額となってしまいます。<br> 私は最低限MacBookPro14インチ+ガジェット類を持って行ける16L程度のバッグと1泊〜2泊程度にも使える25L程度のバッグの両方を購入検討としていたので、2つ買うならX-PAKだけで運用できそうだなという理由で購入に踏み切りました。<br>前述したイマイチなポイントを含めた、見た目・機能美・サイズ感の全てが理想的なバッグであるならば購入すれば間違いなく満足出来るバッグだと思います。</p>

MacBookPro14インチも収納可能な多機能・多収納なスリングバッグCODE OF BELL / X-PAK

<h2 id="h57acc257ee">HenderScheme(エンダースキーマ)について</h2><p>私自身ファッションに詳しい人間では無いので詳しくは公式HPを見てもらいたいのですが、様々なブランドのオマージュをされているレザーブランドの様です。<br>もちろん財布も出していますが、シューズやバッグ、アクセサリー等様々なアイテムが用意されています。<br></p><h2 id="he7a56a887a">全体像</h2><p>全体的なディティールはミニマルに仕上がっていて、そこそこの収納力がある三つ折りタイプの財布です。<br>私が購入したのはナチュラルカラーですが、その他にもアイボリー/チョコ/ブラックの全4種が用意されています。<br>価格は税込み¥30,800。<br><br><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/e195f11b51b94f689d741341e3293178/5cf380eef5614fa19ac0e18cf4a0044f/henderscheme_ogimage_coloring.jpg" alt=""><br><br>まず何と言ってもこのミニマルな仕上がり。<br>私の好みではあるのですが、シンプルなデザインに小さなロゴが前面に小さく印字されているのが最高です。<br><br>触った感じは革自体も適度に厚みがあり、軟すぎず硬すぎない印象で最高の手触りで、全体的に白っぽい印象を受けますが、これは革自体にロウを塗っていてコーティングされている様です。<br>半年程でロウが無くなっていき、経年劣化で革本来の色艶が出てくるとの事です。<br><br>使用してまだ間もないのですが、マチの処理やステッチもしっかり処理されていて長年使ったとしてもヘタレが無く安心できそうです。<br>特に私が購入したナチュラルカラーとステッチ糸のカラーリングがお上品でステッチも端すぎず内過ぎない場所で気に入っているポイントの一つでもあります。<br></p><h2 id="hc154744f15">収納</h2><p>カード入れ(3枚) / お札入れ / コインポケットという一般的な収納です。<br>全体的な収納力ですが、お世辞にも素晴らしい…という訳には行きませんが、私は財布内をある程度厳選して使いたいと思っていたので全く問題ありませんでした。<br><br>カード入れは一応3枚まで入れられる様になっていますが、一室で2枚までは入りました（場所によってはかなりきついですが）<br>深さも程よい感じで取りづらいとまではいきませんが、個人的には向かって右が一番取りやすいと感じたので右からクレジットメインカード、サブカード、運転免許証という厳選した3枚を取り敢えず入れています。<br><br>個人的にclasp walletに惹かれたポイントはコインポケットでした。<br>一般的なコインポケットは外側か内側にボタンで止められているポケットの様な印象で、それだとどうしても厚みが出すぎてしまっているのが個人的に嫌でした。<br>clasp walletは片側短辺に入る様になっていて、スペースを有効活用されていると感じました。<br>後はサイドからチラッと見えるコインポケットの金具がオシャレだなと…。<br>ここまでべた褒めをしていますが、コインポケットに関しては実際に使ってみると指で摘んで1枚づつ取り出すというのは少し難しいので、手のひらにコインをじゃらっと出してお会計するという感じです。<br>他レビュー記事でHenderSchemeの財布が使いづらいという声が見受けられるのも、こういった所なのでしょうか…。<br>とはいえデザインとの兼ね合いもあるので、使いやすさ重視なのかデザイン重視なのか、ユーザーがどちらに重きを置いているのかだと思います。<br><br>お札入れは日本のブランドという事もあって一万円札でもピッタリと収納出来ます。<br>財布探しをしている時に海外の財布ブランドだとどうしても一万円札が出し入れしにくかったり、逆にお札入れが大きすぎて扱いづらくて不格好になったり等感じていたのでこの点はやはり日本ブランドが良いですよね。<br><br>巷ではキャッシュレス財布が流行だけどもう少し収納力があるミニマム過ぎない財布が欲しい。そんな時代にマッチした逸品だと感じます。<br><br>(後これはどうなんだろう。と思いますが、フラップの内側にちょっとしたポケットがあって私はそこにお守りを忍ばせています。<br>なにか有効的な使い方があれば教えて下さい…)<br></p><h2 id="h40ad6cd2fe">スキマ恵比寿店</h2><p>私が実際に購入したのはオンラインストアでは無く、直営店であるスキマ恵比寿店に向って実際に手に取って見て購入をしました。<br><br>最寄りは恵比寿駅なのですが、駅から徒歩15分程度でお世辞にも立地は良いとは言えませんし、店構えも正直入りにくいお店という印象ですが、実際に入店してみるとインダストリアルな内装でプロダクトが映える、外見からは想像も出来ない程オシャレで、店員さんも凄く気さくに声を掛けて下さって、HenderSchemeに興味が無くとも革製品が好きなら一度は足を運んで貰いたいと感じさせるそんなお店でした。<br></p><h2 id="ha214098e44">まとめ</h2><p>まず個人的には買って大満足の財布でした。<br><br>以前使っていた長財布なんて何年も前のレシートを入れていたり、二度と使わないようなポイントカードだったりが散乱していてclasp walletを買って中身がスッキリできたのが嬉しかったです。<br>何よりもヌメ革財布の経年劣化で今後どういった風に色合いが変化していくというのも楽しみの一つではあります。<br>今は購入したてなので神経質になって使っていますが、ガシガシ使って育てていきたいと思います。<br></p><h2 id="h9710ffdf15">余談</h2><p>clasp walletを見つける前に購入候補としてイルビゾンテの三つ折り財布をストアまで見に行ったのですが、今思えばイルビゾンテは革自体が若干薄く軟すぎるなと感じしまって、下らない理由ですが、身近な友人が以前にイルビゾンテの自分が良いと思える二つ折り財布を使っていて、こだわり癖がある私はどうしても同じのを買いたくないというのもあって却下しましたが、結果としてよかったです。</p>

キャッシュレス財布が流行だけどもう少しだけ収納力があるミニマム過ぎない財布のHenderScheme(エンダースキーマ) clasp wallet

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