1. LIVING
  2. HenderScheme「clasp wallet」3万円代でオシャレなヌメ革の三つ折りウォレットの使用感レビュー

HenderScheme「clasp wallet」3万円代でオシャレなヌメ革の三つ折り財布

長年使っていた財布が長財布で最近は小さなボディバッグ一つで出掛ける事も多くなり長財布だけでボディバッグがぱんぱんになってしまうのが嫌でした。 モノに凄いこだわりがある私なので昨今の流行りのキャッシュレス過ぎない塩梅のオシャレなヌメ革財布を探していたところ、HenderScheme(エンダースキーマ)というブランドを見つけて、直営店であるスキマ恵比寿店へお目当ての「clasp wallet」を購入しに行きました。

キャッシュレス財布が流行だけどもう少しだけ収納力があるミニマム過ぎない財布のHenderScheme(エンダースキーマ) clasp wallet

HenderScheme(エンダースキーマ)について

私自身ファッションに詳しい人間では無いので詳しくは公式HPを見てもらいたいのですが、様々なブランドのオマージュをされているレザーブランドの様です。
もちろん財布も出していますが、シューズやバッグ、アクセサリー等様々なアイテムが用意されています。

全体像

全体的なディティールはミニマルに仕上がっていて、そこそこの収納力がある三つ折りタイプの財布です。
私が購入したのはナチュラルカラーですが、その他にもアイボリー/チョコ/ブラックの全4種が用意されています。
価格は税込み¥30,800。



まず何と言ってもこのミニマルな仕上がり。
私の好みではあるのですが、シンプルなデザインに小さなロゴが前面に小さく印字されているのが最高です。

触った感じは革自体も適度に厚みがあり、軟すぎず硬すぎない印象で最高の手触りで、全体的に白っぽい印象を受けますが、これは革自体にロウを塗っていてコーティングされている様です。
半年程でロウが無くなっていき、経年劣化で革本来の色艶が出てくるとの事です。

使用してまだ間もないのですが、マチの処理やステッチもしっかり処理されていて長年使ったとしてもヘタレが無く安心できそうです。
特に私が購入したナチュラルカラーとステッチ糸のカラーリングがお上品でステッチも端すぎず内過ぎない場所で気に入っているポイントの一つでもあります。

収納

カード入れ(3枚) / お札入れ / コインポケットという一般的な収納です。
全体的な収納力ですが、お世辞にも素晴らしい…という訳には行きませんが、私は財布内をある程度厳選して使いたいと思っていたので全く問題ありませんでした。

カード入れは一応3枚まで入れられる様になっていますが、一室で2枚までは入りました(場所によってはかなりきついですが)
深さも程よい感じで取りづらいとまではいきませんが、個人的には向かって右が一番取りやすいと感じたので右からクレジットメインカード、サブカード、運転免許証という厳選した3枚を取り敢えず入れています。

個人的にclasp walletに惹かれたポイントはコインポケットでした。
一般的なコインポケットは外側か内側にボタンで止められているポケットの様な印象で、それだとどうしても厚みが出すぎてしまっているのが個人的に嫌でした。
clasp walletは片側短辺に入る様になっていて、スペースを有効活用されていると感じました。
後はサイドからチラッと見えるコインポケットの金具がオシャレだなと…。
ここまでべた褒めをしていますが、コインポケットに関しては実際に使ってみると指で摘んで1枚づつ取り出すというのは少し難しいので、手のひらにコインをじゃらっと出してお会計するという感じです。
他レビュー記事でHenderSchemeの財布が使いづらいという声が見受けられるのも、こういった所なのでしょうか…。
とはいえデザインとの兼ね合いもあるので、使いやすさ重視なのかデザイン重視なのか、ユーザーがどちらに重きを置いているのかだと思います。

お札入れは日本のブランドという事もあって一万円札でもピッタリと収納出来ます。
財布探しをしている時に海外の財布ブランドだとどうしても一万円札が出し入れしにくかったり、逆にお札入れが大きすぎて扱いづらくて不格好になったり等感じていたのでこの点はやはり日本ブランドが良いですよね。

巷ではキャッシュレス財布が流行だけどもう少し収納力があるミニマム過ぎない財布が欲しい。そんな時代にマッチした逸品だと感じます。

(後これはどうなんだろう。と思いますが、フラップの内側にちょっとしたポケットがあって私はそこにお守りを忍ばせています。
なにか有効的な使い方があれば教えて下さい…)

スキマ恵比寿店

私が実際に購入したのはオンラインストアでは無く、直営店であるスキマ恵比寿店に向って実際に手に取って見て購入をしました。

最寄りは恵比寿駅なのですが、駅から徒歩15分程度でお世辞にも立地は良いとは言えませんし、店構えも正直入りにくいお店という印象ですが、実際に入店してみるとインダストリアルな内装でプロダクトが映える、外見からは想像も出来ない程オシャレで、店員さんも凄く気さくに声を掛けて下さって、HenderSchemeに興味が無くとも革製品が好きなら一度は足を運んで貰いたいと感じさせるそんなお店でした。

まとめ

まず個人的には買って大満足の財布でした。

以前使っていた長財布なんて何年も前のレシートを入れていたり、二度と使わないようなポイントカードだったりが散乱していてclasp walletを買って中身がスッキリできたのが嬉しかったです。
何よりもヌメ革財布の経年劣化で今後どういった風に色合いが変化していくというのも楽しみの一つではあります。
今は購入したてなので神経質になって使っていますが、ガシガシ使って育てていきたいと思います。

余談

clasp walletを見つける前に購入候補としてイルビゾンテの三つ折り財布をストアまで見に行ったのですが、今思えばイルビゾンテは革自体が若干薄く軟すぎるなと感じしまって、下らない理由ですが、身近な友人が以前にイルビゾンテの自分が良いと思える二つ折り財布を使っていて、こだわり癖がある私はどうしても同じのを買いたくないというのもあって却下しましたが、結果としてよかったです。